ディズニー映画でも知られる民話、『眠れる森の美女』がベースとなっているディズニー映画『マレフィセント』の続編、『マレフィセント2』が2019年10月18日に公開されました。「呪い」、「愛」といった目に見えない人間の心情が心につきささる映画です。
マレフィセント2で初登場となるミッシェル・ファイファーが演じるイングリス王妃は、オーロラの将来の義理の母になろうという設定。公開された本編映像は、イングリス王妃とマレフィセントとのオーロラ姫をめぐる悪女対決を繰り広げるシーンとなっています。両者はヒーロー映画に登場する悪役よりも精神的な怖さを秘めていてゾッとします(笑)。
以下のダイアログは、マレフィセントとイングリス王妃、王様との会話シーンをピックアップしたものです。
Queen Ingrith:
I remember the story of a baby. A baby cursed to sleep and never wake up.
赤ん坊の話を覚えているわ。呪いを受けて眠る運命なの。永遠に目覚めない。
I remember the story of a baby. A baby cursed to sleep and never wake up.
赤ん坊の話を覚えているわ。呪いを受けて眠る運命なの。永遠に目覚めない。
King John:
Really? Who would do such a terrible thing to an innocent child?
本当か。罪のない赤ん坊に誰がそんな呪いを?
Maleficent:
Well, there are many who prey on the innocent. I’m sure your kind would agree.
罪なき者を餌食にする者は大勢いるわ。あなたの仲間にも。
King John:
What do you mean, my kind?
仲間とは?
Queen Ingrith:
She means, humans.
つまり、人間よ。
”prey on”は、翻訳では「餌食」という表現になっています。
“kind”は、ここでは、輩(やから)的な意味があるのでしょうか。マレフィセントの口撃が激しくなっています。
“kind”は、ここでは、輩(やから)的な意味があるのでしょうか。マレフィセントの口撃が激しくなっています。